すみれ「可可とのツーショットをあげたらSNSの食いつきがいいわね」
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可可「す、すみれってばことあるごとに可可との写真を撮りたがるなんて……やっぱり可可のことが好きなのデショウカ……////」 すみれ側はビジネスの一環なのに可可側だけ本気になるの良いね
続きは? >>12
たこ焼き屋でなぜか隣に座ってたの良かったな
こういう地味な絡みが一番刺さる すみれ「最近は百合っぽい感じの方がウケるみたいね」 もう諦めた方がいい…?
クゥすみってアニメ見るとすみれ→→→→←可可みたいな感じだからか
二次創作は可可の方が意識する側になること多いよね 逆にすみれが、ただの営業のはずが本当に可可を意識し始めた自分に気づく展開もいいね
やがて「早く可可ちゃんとレズセしろよ」など卑猥なクソリプも溢れるようになり
その場では軽くあしらうものの就寝前に思い出してしまってムラムラ クゥすみツーショット上げたら食い付きがいいというよりもそもそも無意識に可可との写真上げる頻度が高いから反応も多く感じるっていうパターンもありそう すみれは全員とそこそこツーショットを撮ってるけどクゥクゥとの画像が気持ち多そうなイメージ
クゥクゥはグソクムシが〜とか言ってすみれ単体の画像を頻繁に投稿してそう アニメはガッツリクゥすみだったけどBD全巻特典曲にクゥすみないんだよな 推してるんだか推してないんだかわからない話だなそれは >>33
2期で帰国問題とか絡んだWセンターある伏線かもしれない
前向きに捉えよう 可可ちゃんは毎日グソクムシのぬいぐるみを抱きしめて寝てて欲しい >>38
でもどこまでが苗字でどこから名前なのかわからないじゃん… すみれとツーショットするときだけは可可のいつものぶりっ子っぽい表情が固くなってそう パシャ
すみれ「どれどれ...。...?あんたなんか緊張してない?」
可可「は、はぁ!?なんでグッソクムシとツーショットするのにドキドキなんてするデスカ!!」
すみれ「な、なにムキになってんのよ...」
みたいなね 詳しくって言われてもな...
普段すみれの方からはスキンシップがないから、ツーショットの時だけすみれに肩を引き寄せられたり腰に手を回されたりしてビクッて反応しちゃう可可って感じだと思うぞ すみれの方が一枚上手なんだけどクリティカルヒットする言葉を投げ掛けられるのも可可なんだよな ツーショットをネットにあげたらたまに可可の故郷のファンから中国語でクゥすみ付き合ってるとか早よ結婚しろみたいな限界オタクみたいなリプが届いて、すみれに「何て書いてあるの?」って聞かれてワタワタするところが見たい
周りからそんな目で見られていることに意識しちゃってそれから暫くドキドキして顔見れないんだろうなぁ 絡む理由付がちゃんとされてるから磁石は余裕で超えてると思うわ pbs.twimg.com/media/FCRZe3iVUAUwJY2.jpg
くうすみ すみれ(今日は雨。次の曲の準備ってことで千砂都はレッスン室で振り付けを考えて、可可は衣装作り)
すみれ(かのんは謎ヨガやってるし、恋はパソコンとにらめっこ)
すみれ(暇ね)
すみれ(日課の自撮り上げでもしようかしら)
パシャ
すみれ(軽く編集して、アップ)
ピコン
すみれ(あ、いいねが付いたわ)
ピコンピコンピコン
すみれ「イッヒッヒッ...」
すみれ(でも、ここからの勢いに欠けるのよね)
すみれ(固定のフォロワーが反応してくれるばっかり)
すみれ(うーん。どうしたらフォロワー増えるのかしら)
すみおじ『@平安名 すみれたん可愛い!😍メンバーと一緒の写真も見てみたいな😭!』
すみれ(メンバーと一緒に、ね...)
すみれ「可可、ちょっとちょっと」
可可「なんだと言うのデス〜? いまクゥクゥは見ての通り忙しくーー」
すみれ「」ズイッ
可可「ーー!!?」
パシャ 可可「な、なに撮ってるデスか急に…!」
すみれ「ん? 何でもないわよ〜」スタコラ
すみれ(SNSに上げるって言ったら怒りそうだし)
すみれ(さて、編集編集)
すみれ(――って、可可まったく編集いらないじゃないこの子!)
すみれ(すべすべの白い肌に、きょとんした丸い目)
すみれ(ほんとに可愛いわね。ムカつくくらいだわ)
すみれ「…………」
すみれ(上げちゃいましょw)
ポチー かのん「あーっっっ!!」クワッ
恋「ひゃぁ!」ビクッ パソコン閉メー
可可「どうしたのデスカ、かのん?」
かのん「舞い降りた! 次のリエラの曲が!」
恋「と、突然大きな声を出さないでくださいっ!」ドキドキ
すみれ「へぇ〜どれ、もちろん私がセンターの曲よね?」
可可「ムゥ~、なに偉そに言ってるデスカ。すみれは可可のバックダンサーでもしてろデス!」
すみれ「あら、バックダンサーの方が目立つことになるけど、いいの?」フフンッ
可可「っキ〜〜!! 売られた喧嘩は買うまでデス! 表へ出ろ、デス!」
恋「今日は雨が降っているので、部室の方がよいのでは?」
千砂都「あはは、そこじゃないと思うよ恋ちゃん……」
かのん「ちーちゃん!戻ってたんだね」
かのちさ「「うぃーっす!」」
千砂都「うんっ、何だかかのんちゃんに呼ばれた気がしたんだ!」
かのん「ちーちゃん。……私、今度は勝ちたいんだ。だから、メロディーも歌詞もダンスも、絶対に勝つんだって気持ちを込めたい!」
可可「はいデス! スクールアイドルは気合いデスから!!」グッ
恋「私もやり遂げる覚悟は出来ています」胸ニ手アテル
すみれ「ま、熱いのも嫌いじゃないわ」フフ
かのん「ありがとう、みんな……!!」
千砂都「そうと決まれば、早速作戦会議だね!」
ワイワイガヤガヤ
=== すみれ自室
すみれ「ん〜〜〜」ノビ
すみれ(今日は疲れたわ。結局かのんの家に集まってこんな時間まで作戦会議するなんてね)
すみれ(可可なんてあんなに気合いだってはしゃいでたくせに、疲れて居眠りしちゃって)
すみれ(ホント、手の焼けるやつよね)クスクス
すみれ(あの寝顔の写真送りつけてやりましょw)
すみれ:画像を送信しました 23:10 既読
可可:はああああああああ!?!?!!? 23:11
可可:别傻了!! 23:11
可可:何撮ってるです!!消してください🔥🔥!!! 23:11
すみれ:スタンプ 23:12 既読
可可:ふざけたスタンプ!🔥 🔥🔥!
可可:すみれ嫌いです!!! 23:12
すみれ:えー? 23:13 既読
すみれ:可愛い寝顔だし、いいじゃないw 22:13 既読
すみれ:おーい 23:17 未読
すみれ:怒った? 23:19 未読
すみれ(からかいすぎたかしら)
すみれ「まあ、いいわ」
すみれ(何もなくたって可可は私に突っかかってくるわけだし)
すみれ(私ももう寝ましょ。今日は本当に疲れた――)
=== 朝
コソクムシ「お姉ちゃ〜ん、朝だよ。いつまで寝てるの〜?」
すみれ「ん、もうそんな時間……?」
コソクムシ「朝のお参り、遅れるとおじいちゃんに怒られるよ」
すみれ「分かってる、起きるったら起きるわよ…」
すみれ(あ〜あ、神社生まれの辛いとこね、これ)
すみれ(早く独り立ちしたいったらしたいわね。そしたらしきたりだらけのこの家を出れるのに)
すみれ(そのためにもショービジネスの世界で早く芽を出したい)
すみれ(――で、今日のSNSのフォロワーは……)
すみれ(え、めっちゃ増えてる……!?)
すみれ「嘘……」
すみれ「じゃなかったギャラクシー……!」
すみれ(なんで!? どうしてこんなに――)
すみれ(あ! 可可とのツーショットが軽くバズったのね!)
すみれ(「衣装可可ちゃんが作ってたんだ」「二人とも可愛い」「すみれちゃんが楽しそうで涙です」「すみクゥ尊い」「オフショット感がたまんない」……)
すみれ「……」
すみれ「イッヒッヒッヒッヒ……」
すみれ(すごいイイね数! すごい新規フォロワー数!)
すみれ「なるほどなるほど、こうやってフォロワーを稼ぐのね……」ギラギラ
=== 学校
教室
すみれ「ん、おはよう可可」
可可「おはようございま――ってなんだ、すみれデシタか」
すみれ「かのんたちはまだなのね」
可可「はい、今日は遅くなるそうデス。かのん、昨日エナジードリンク飲んでましたよね」
すみれ「飲んでたわね。『うぉ〜〜ノッてきた!』とか言って」
可可「そのせいか昨日全く寝れなくて、朝寝坊したそうデス」
すみれ「慣れないことするもんじゃないわねぇ」
すみれ「――って、あんたその耳、ピアス開けたの?」
可可「あ、いえ、イアリングデス。東京予選で着けた時、いいなと思って。似合いますカ――って、ど、どうせあなたはバカにするんでしょう!! 知ってマス!!」
すみれ「ううん、似合ってるわよ」
可可「ホントにそう思ってますかぁ?」ジトー
すみれ「思ってるったら思ってるわよ――あ! そうよ!」ニヤァ
すみれ「可可、そのイヤリング片方貸してくれない?」
可可「はい……?」スチャ
すみれ「着けみてもいい?」
可可「良いデスが、なにを……」
すみれ「これで……じゃーん、お揃い! さ、写真撮りましょ!」
可可「へぇ?」
すみれ「ほら、笑ってカメラ見て――」 パシャ
すみれ「どれどれ…」
すみれ(うーん、何か微妙ね)
すみれ(あ、私が立って可可が椅子に座ってるからイアリングが良く見えないのね)
すみれ「あんたの椅子半分空けなさい」
可可「ウェイシェンマ? なぜデスカ?」キョトン
すみれ「私もそこに座るの――ほら、寄って寄って。顔を近づけなきゃお揃いだって写らないじゃない」グイッ
可可「ちょ、すみれ!?」
可可(ほっぺがくっついて――)
パシャ
すみれ(おほ! 今度はいい写真じゃない! 投稿投稿!)
すみれ「はい、イヤリングは返すわ。ありがとう、可可!」
可可「は、はぁ……」
可可(いったい何だったんでしょうカ)
可可(それに素直に礼を言うなんて、変なすみれデス)
可可(いえ、すみれが変なのは今に始まってことではなかったデスね)
可可(――と思っていたのデスが)
=== 千砂都「はい、じゃあ十分休憩! この後5キロランニングねー!」
可可「ぐ、ぐる゛ぢぃ……!」バタリ
すみれ「だらしないわねえ。あ、そうだ」
すみれ「ねえ、可可」
可可「あぁ〜〜?」フリムキ
パシャ
可可「なに撮ってるデスか〜……!」ヨロヨロ
すみれ「良いじゃない、へばったあんたも可愛いわよっ」
可可(……とか)
=== 恋「はぁあああこの苺クレープ、何という黄金比でしょうか〜〜!!」
千砂都「はは!恋ちゃん、苺のことになると異常に目の色変るよねー」
かのん「ちーちゃんは人のこと言えないと思う…」
千砂都「ん?」
可可「でもレンレンのおすすめだけあって、本当に美味しいデス〜!」ン~~!
すみれ「あんた、鼻の頭にクリームついてるわよ」ヤレヤレ
可可「え゛! 本当デスカ!?」ドコドコ
すみれ「あ、待って! 拭く前に――」
パシャ
可可(またクゥクゥとツーショット……)
すみれ「ほら可可、あざと可愛く撮れてるわよ♡!」
可可(……とか)
=== すみれ「ごめん!遅くなったわ!」
可可「あ、すみれ遅刻デス! 一番家が近いあなたが一番遅いとはどういう了見デス!?」
すみれ「髪のセットに時間がかかったのよ。ほら、私髪が長いでしょ?」
可可「その言い訳は通用しマセン! 同じく髪の長いレンレンは一番早く来たのデスよ!」
恋「いえ、私は皆さんとお買い物に行くのが楽しみで気が逸っただけですから」アセアセ
かのん「まあまあ、遅刻と言っても5分だけだから」アハハ
千砂都「それじゃ行こっか。この町の丸いものを探しに!」
恋「ええ!? 神津島旅行の下準備では!?」
千砂都「たはは、そうだった――」
ガヤガヤ
可可「マッタク。あなたという人は緊張感が足りマセンっ。これがラブライブ予選だったらどうするのデスかっ」プンプン
すみれ「だから悪かったわねって――そんなことより可可。その服良いじゃない」
可可「ほぇ? そ、そうデスか?」
すみれ「ええ。ふわっとした可愛い雰囲気でとても可可らしいわ」
可可「それはどうも――」
すみれ「そうだ! 私服ツーショット撮りましょ?」ダキヨセー グイッ
可可「あっ…//」
パシャ
可可(…などと……)
=== 可可(クゥクゥの寝ているところを勝手に撮ったり、ツーショットをやたら撮ったり)
可可(あんなにくっついてきて)
可可(しかも、か、『可愛い』って……)
可可(もしかして、すみれ、クゥクゥのこと――)
可可「……キュゥ////」
可可(あ、ありえマセン!! クゥクゥとすみれはケンエンの仲!)
可可(そもそも! クゥクゥはすみれのコト嫌いデシタ!)
可可(スクールアイドルをバカにして。ポテンシャルは高いのに自信がないからってセンターから逃げて)
可可(クゥクゥたちが背中を押さなければ、いつまでも”ショービジネスの世界を目指す自分”を隠れ蓑にして、
スクールアイドルに本気で打ち込むことから逃げていたに違いありマセン!)
可可(……でも、それは昔のすみれ)
可可(今のすみれを、クゥクゥはどう思って――)
可可「…っ!……///」
可可「ああ違いマス違いマス!!」
可可「も〜〜ムカつきマス!! なんでクゥクゥがこんなことで悩まないといけないのデス!!」ウガー アイカツのかなり初期の話であおいがSNS中毒になった回思い出した かのん「悩んでるの?」
可可「わぁ!!? か、かのん!? どうしてここに!」ドキドキ
かのん「どうしてもなにも、ここ部室だよ?」ニガワライ
可可「はっ!」
可可(ミシンがすごいことに!)
かのん「私に話せるようなことなら、聞かせてほしいな」イスニコシカケ-
可可「かのん…」
かのん「夏のラブライブ予選まであと少しでしょ? その前に片づけちゃおうよ」ニッコリ
可可「ラブライブ…」
可可(そう、ラブライブ!!)
可可「かのん、ありがとう。でもクゥクゥは大丈夫デス!」メラメラ
かのん「そ、そう?」
可可「はいデス! ラブライブで勝つことに比べたら、小さなことデス!」
かのん「そう? 大丈夫なら良いんだけど……」
可可(そうデスとも。今のクゥクゥにとってはラブライブで勝つことが一番の課題!)
可可(このニッポンでスクールアイドルを続けていくために!!)
=== すみれ(ふっふっふ……)
スマホ『フォロー:112 フォロワー:4302』
すみれ「はっはっは」
スマホ『今日のオフショット♡ スタバで宿題しながらガールズトーク 可可ちゃん、頭良くてびっくり〜 将来は一緒にギャラクシーカリスマアイドルになるんだから☆』
スマホ『いいね:2千 コメント:109』
すみれ「あーっはっはっはっは!!」
すみれ妹「お姉ちゃんうるさい。お風呂空いたよ」
すみれ「後で入るわ」
すみれ妹「もう。おじいちゃんにどやされても知らないよ」
すみれ「フッ……」憐れむ目付き
すみれ「愚かなる妹よ。あなたはそうやって籠の中で生きるがいいわ……」
すみれ妹「はあ?」イラリ
すみれ「私はじきに羽ばたくの。ここを出て行くの。厳しいしきたりともおさらばよ」
すみれ妹「何だか分からないけど、早くお風呂入ってね(威圧)」
すみれ「分かったったら分かったわよ」
すみれ「まったく、我が妹ながらキツイ子ね。誰に似たのかしら」 すみれ(さて、フォロワー5千人を前にして最近伸び悩んでいるわね)
すみれ(基本可可とは学校と部活の絡みしかないから、飽きられてきてるのね)
すみれ(よし、ここはカンフル剤よ)
スマホ テテテ テテテ テテテ テン♪
可可『ウェー? なんデスか?』
すみれ「あ、可可。今大丈夫だった?」
可可『はい。通話料無料のLINEじゃなかったら切ってマシタが』
すみれ「そしたらスタンプ爆撃するまでよ」
可可『あれ迷惑だから止めろデス🔥🔥!』
すみれ「あんたも学ばないわね。寝るときには通知切っときなさい」
可可『姐姐――お姉ちゃんからの連絡はすぐ出る約束なんデス!』
すみれ「お姉さんね。そう言えばあの件はどうなったの? その、成果が出なかったらってやつ……」
可可『二年生のうちに成果が出なければ上海に帰って大学受験、ということになっていマス』
可可『でも大丈夫デス。今のLiella!なら今年のラブライブは勝てマス!』
すみれ「そう……一緒に頑張りましょうね。あんたのこと、帰したりはしないわ」
可可『ありがとう。…嬉しいデス』
すみれ「あら、素直ね」
可可『クゥクゥはいつだって素直デス。天邪鬼のすみれには分からないデショウ』
すみれ「それが素直じゃないって言うのよ」クスクス
可可『ははッ』 すみれ「そう……一緒に頑張りましょうね。あんたのこと、帰したりはしないわ
うーんこの 可可『それで、なんの用デス? 下らない用なら切りますヨー」
すみれ「ううん。可可の声聞きたかっただけ」
可可『…っ!!』ガラガラガッシャン!
すみれ「可可? どうしたのよ?」
可可『……なんでもありマセン。部屋にネズミが出ただけデス』
すみれ「いや一大事じゃない!」
可可『はい。なので切りマス。また来週デスさよならデス――』
すみれ「ああ待って待って! 冗談はさておいて」
可可『イーグェツァオガオデシャオホア!』
すみれ「は? なんて?」
可可『いえ何でもありマセン。早く本題に入れデス!』
すみれ(なんかいつにもましてイライラしてない、この子?)
すみれ「明日遊ばない?」
可可『明日デスか? 良いデスが皆さんの予定は――』
すみれ「ううん、二人で」
可可『っ!!』ドンガラガッシャン!!
すみれ「何!? どうしたのよ!」
可可『いえ、またネズミが出ただけデス』
すみれ「あんたそこもう引っ越しなさい!!」 すみれ「――で、結局明日予定は大丈夫?」
可可『別に、予定は大丈夫デスが……』
すみれ「??」
可可『どうしてあなたはこうもクゥクゥのことを……』
すみれ「なに? 良く聞こえないのだけど」
可可『いえ! 何でもありマセン! 覚悟は決まりましたカラ!』
すみれ「覚悟?」
すみれ「あんたときどき変な日本語使うわねぇ」クスクス
すみれ「じゃ、そういうことで。明日10時に原宿駅前で待ち合わせね! じゃ!」
スマホ テレロン↓♪
すみれ(さてさて、明日はいろんなシチュエーションでツーショットを撮りまくってやるわ〜〜) すみれ(これでフォロワーもまた爆上げねっ)ニッシッシッシ… すみれ(……あれ?)
すみれ(そういえば私、可可と二人きりで遊ぶって初めてのような……)
すみれ(それどころか友達と二人で遊ぶこと自体初めてのような?!?!?!)
すみれ「……」ドクン ドクン
すみれ(え、なんか緊張してきた…?)
すみれ(友達と二人で遊ぶのが初めてだから? それとも――)
すみれ(って、馬鹿馬鹿しい。相手はあの可可じゃない)
すみれ(明日は単なるフォロワー稼ぎのための素材集めなんだから。それ以上でもそれ以下でもないわ。うん)
すみれ(さ、もう今日は寝ましょ。寝不足でコンディションが悪くなったら自撮りに差し障るもの)
=== 6cƠᴗƠ∂ 続きはまた明日デス!(スレが残っていれば) ツーショットだけじゃなくて、可可単体でも可愛いって写真撮ってるし天然無自覚たらしめ
大丈夫 落とさないから これほどまでに落としてはならないスレが今まであっただろうか 今こそケンカップルの腕の見せ所。喧嘩→仲直り→百合の流れを見せつけてくれ 6cƠᴗƠ∂ いま、ない頭を捻って書いているデスよ〜〜少々お待ちくださいデス 朝
AM 8:07 可可の部屋
ピピピ ピピヒ ゚ピピピ ピピピ…………
隣人モブ代「唐さん。唐さ〜ん! 目覚まし時計の音うるさいんですが!(ガチギレ)」ドンドンドン!
可可「う〜〜〜ん? あと五分〜〜〜……」
可可「……っは! もうこんな時間デス!?!? 寝坊しまシタ!!」アイヤー
可可(どどどどうしマショウどうしマショウ! 早く寝なくてはと思って昨日の夜はなんの準備もしていないというのに!!)
可可(結局緊張して全然寝られませんデシタ! すみれが前日になって遊ぼうなんて言い出すのが悪いのデスヨ〜〜〜!)グギギギ
可可(とにかく超特急でシャワーを浴びて歯を磨いて……)
可可「あああ服はどうしマショウ!」
可可「このニットは? 色が季節感なさすぎマス!」
可可「こっちのワンピースは? コーデをラクしすぎデス! 全Liella!ファンにガッカリされマス! はわはわはわ……」
可可「おお、この服デス! これなら季節感もバッチリかつ考え抜かれたコーディネートが――」
可可「ってこれ制服デス!!!」ビターン 可可「ハァ、ハァ……」
可可「……いったん落ち着くのデスよクゥクゥ。考えるのデス。どんな服ならクゥクゥファンが喜ぶかを」ムーン
すみれ『その服良いじゃない』『ふわっとした可愛い雰囲気でとても可可らしいわ』
可可(『可愛い』)
可可「……///」
可可「こ、これデス!」
可可(春らしい、可愛い系のコーデを揃えるのデス! フリルのついたVネックのカットソーに、オーバーサイズのマウンテンパーカーに……)
可可(あとはメイクして、アクセサリーをつけて、ポーチにいろいろ詰めて……)
可可「ヨシッ!デス!」鏡ノ自分ヲ指サシ-
可可「ふー、なんとか間に合いマシタ! まったく、熱烈なファンを持つのも大変デス!」
可可(そう。すみれがクゥクゥのことを大好きだというのは分かりマシタ)
可可(だからクゥクゥがすみれのために可愛く着飾るのは当然のコト)
可可(だってクゥクゥは、ファンのために尽くすスクールアイドルなのデス)
可可(ちょっと緊張はしマス。でもこれはファンの前でステージに上がるのと同じ)
可可(すみれに対して特別な感情があるからではありマセン)
可可(…………と、そうやって、誤魔化してきマシタ)
可可(でも、もうそれも要らないみたいデス)
可可(あんなふうにツーショットを撮って、『可愛い』と言ってくれて、そして今日、デートに誘ってくれた)
可可(それは『そういうこと』なんデスよね、すみれ?)
可可(ラブライブで勝つまでは、クゥクゥの本当の気持ちにはフタをしておくつもりデシタ)
可可(でも『そういうこと』なのであれば、クゥクゥの覚悟は決まっていマス)
可可(すみれも今日、覚悟を決めているのデスよね?)
可可(待っているデスよ、すみれ) AM 10:03 原宿駅前
すみれ(可可まだかしら)サングラス上ゲテ スマホ見ル
すみれ(あの子が待ち合わせに遅れるなんて珍しいわね〜)
すみれ(ん、あのおしゃれなコーデの子――)
すみれ「あ、可可こっちよ〜」
可可「スミマセン、ちょっと遅くなってしまいマシタ」トテトテ
すみれ「構わないわよ。私は可可と違って心が広いのっ」フフン
可可「ありがとうー」ニコッ
すみれ(? いつもなら『一言余計デス!』とか噛みついてきそうなものだけれど)
すみれ(まあいいわ。それにしても――)
すみれ「あんた今日はずいぶん気合いの入ったコーデね」
可可「そ、そうでしょうカ?」伏シ目-
すみれ「ええ、とってもかわ――」
可可「…」ジッ
すみれ「か、わ……」
すみれ(え、なにその目!? 言いづらいのだけど!?)
すみれ「かわ………」
すみれ「かわ、乾くわねー、のどw もうすぐ夏だものねー。あ!!(大声)まずはどこかカフェにでも行きましょうか!w」
可可「……はぁ〜〜〜〜〜」溜息
可可「……」ジーッ
すみれ「な、なによ。なによったらなんなのよっ」
可可「いえ」スッ
すみれ(ひゃ! 可可が腕を絡ませてきて――)
可可「ではこっちに行きマショウ! クゥクゥおすすめの中華カフェがあるのデスヨー」ニコッ
すみれ「あ、ちょっと可可〜〜!」
=== AM 10:21
可可「ん〜〜ナイラオワタルシミ……」ズズズッ
すみれ「確かにこのナイラオ?って飲み物は新感覚ね〜〜」ズズズッ
可可「そうデショウ? 美味しいお茶の貸しは高くつくデスよ」エッヘン
すみれ「なぁに偉そうにっ。…それにこのタンユェンってお団子も美味しいわね」モッチモッチ
可可「はい、可可の故郷の味。無限に食べられマス」モッチモッチ
すみれ「白くてモチモチで丸くて…千砂都に教えたら大変なことになりそうね」
可可「たぶん一つも食べずにずっと眺めてマスよw」
すみれ「ありそうねw ホントに美味しいわ。もっと注文しても良かったかもね」
可可「流石に太りマス。スクールアイドルは節制と克己心デスよ、すみれ」
すみれ「大丈夫。私はあなたより運動して消費しているもの」
可可「ムッ」キッ
すみれ「と言うわけで最後の一個もーらい!!」ヒョイ
可可「あー!あー!!? なぁんてことを!! 最後の一つはじゃんけんでと法律で決まっているのデスよ!?!?」ムッキー! パシャッ
可可「なに写真撮ってやがるデス🔥!!!」
すみれ「ふふふッ、むくれた可可、タンユェンみたいよ? ほら」スマホミセー
すみれ「白くてモチモチで丸くって、可愛いじゃないっ」
すみれ(…あ、いつもの感じに戻って来たわ)
すみれ「ね、もう一枚撮らせて? 今度は二人で」
可可「…まあいいデスが、クゥクゥは笑いマセンよ!」
すみれ「いいわよ、その方が面白そう。はい、チーズ!」
パシャッ
すみれ「…お、いい写真じゃない。片方がむくれた顔した自撮りなんてシュールで新鮮だわ」
すみれ「画像のタイトルは『可可ちゃんのむくれ記念日』にしましょ」
可可「……ぷっ、あはは! なんデスカ”むくれ記念日”って。すみれは育児中のお母さんデスカ? すみれママー!」キャッキャ
すみれ「そんなところね! クゥクゥって子供っぽいから!」 可可「フンっ!」バシッ
すみれ「あ、あんた私のナイラオをどうするつもり――」
可可「フンっ!」ズズズズズズズズズズーズーー!!
すみれ「あー!!あー!!?全部飲んだわねあんた〜〜〜〜!!!」ゴゴゴ
パシャッ
可可「キャハハハっ! すみれ凄い顔してるデス〜〜般若デス〜〜!」キャッキャ
すみれ「うわっ、やば! それは消しなさい! あんたの写真と違って洒落にならない顔してるから!」
可可「やデス〜〜みんなに送りつけてやりマ〜ス!」
すみれ「絶対やめなさい! ちょ、そのスマホ貸しなさいよ〜〜!」
可可「キャーくすぐったいデス〜〜どこ触ってるデスカ〜〜〜!!」ポカポカ
すみれ「あんたこそマジな抵抗はよしなさいよ〜〜!!」
こわい店員「お客様お静かにお願いしますね?(威圧)」ビキビキ
くぅすみ「ご、ごめんなさい……」シュン…
=== すみれ(朝は変に神妙だった可可も、その後はいつもの調子に戻って、安心したわ)
すみれ(とはいえ、朝から夜まで原宿界隈を練り歩くのは流石に疲れたわね)
すみれ(でも、可可との写真もたくさん撮れたし、良しとするわ)
=== PM 14:44
可可「すみれすみれ! 見てクダサイあのパンダ柄のニット帽! 很可爱〜〜!」
すみれ(でた、竹下通り名物のコンセプトが謎なアパレルショップ…)
すみれ「あんたホントにパンダ好きね〜。被ってみたら?」
可可「い、いいのでショウカ?」キラキラ
すみれ「良いでしょそれくらい」
可可「では――ど、どうでショウカ?!」フリムキ
すみれ「ええ、とっても可愛いわよ」ニコッ
可可「……///」
すみれ「じゃあ私はこのタヌキ?柄のやつを被って――はい、チーズっ」
パシャ
=== PM 16:09
可可「すみれ! あのお店行ってみたいデス! ひとりでは入りづらいので」
すみれ「そりゃ入りづらいでしょうよ。超高級ジュエリーショップじゃない…」
可可「入ってみまショウ! 何事も経験デス!」
すみれ「え〜〜〜、冷やかしってことでしょ? 門前払いされない?」
可可「大丈夫デス! 日本人はとっても優しいデスから!」
すみれ「ちょ、ホントに入るわけ〜?」
店内
すみれ「ひえぇ〜〜〜このネックレス一本400万円だって……」ヒソヒソ
可可「誰が買うんデショウ、想像出来マセン」ヒソヒソ
すみれ「そりゃあんた、大金持ちでしょ。札束で人の顔叩いてるタイプの」ヒソヒソ
可可「すみれの中のお金持ち観、歪んでマス」ヒソヒソ
すみれ「じゃああんたはどうだって言うのよ」ヒソヒソ
可可「それはもう、借財のカタに臓器を売らせるようなコンチクショーどもに決まってマス」ヒソヒソ
すみれ「あんたの方がよっぽど偏ってるじゃない!」ヒソヒソ
やさしい店員「そちらの商品、試着してみますか?」
くぅすみ「ギャ、ギャラクシー!!」
すみれ「い、いいんですかったらよろしいのですか!?」ワタワタ
やさしい店員「ええ。女の子は輝きたいものですものね」フフフ
すみれ「じゃ、じゃあこっちの可可にお願いします!」
可可「すみれ! すみれは良いのデスか!?」
すみれ「わ、私はいいわ! お昼のお店のお詫び! あんただけ試着させてもらって!」
すみれ(なんか私は壊しちゃいそうだもの!)
やさしい店員「では……」スチャ
可可「ふわぁああ! すみれすみれ! どうデスカ!?!?」
すみれ「すごいわ可可、綺麗よ! 輝いてるわ!」パシャパシャパシャ
可可「…///」伏シ目-
=== PM 18:33
可可「あ」
すみれ「ん」
くぅすみ「「綺麗な夕陽……」」
くぅすみ「っ!」目ヲ見合ワセー
くぅすみ「あはは!」
すみれ「見事にハモッたわね」
可可「デス」
すみれ「…あ、そうだ! スマホをこの塀の上に置いて、こうして……」
可可「??」
すみれ「はい、カメラの方を向いて、並んで!」グイッ
可可「おっとと……」
パシャ
すみれ「……どう、これ?」
可可「うわぁ、夕陽をバックにして綺麗デス〜〜!」
すみれ「でしょ? すごい”映え”よね、これ。自分のセンスが恐ろしいわ」
可可「ちょっと逆光で二人の顔が暗いデスが」
すみれ「フンっ、編集でどうにでもなるわよっ」
可可「でもクゥクゥこの写真好きです」
すみれ「そう?」
可可「はいデス。可可、お姫様みたいで――」
すみれ「あ〜、確かに私が強引に可可を引き寄せたから、可可が私に身を預けた感じになっちゃったわね。じゃあ私があんたの王子様ってこと?w」
可可「……///」コクッ
すみれ「んな、なんであんた照れてんのよ!こっちまで恥ずかしくなるじゃない!///」
可可「はぁ!? 照れてなどいマセン、夕陽のせいデス! すみれこそなにロマンチックな気分になっているのデスカ、恥ずかしい!!」
すみれ「なにを〜〜〜!?」
可可「なんデスか〜〜〜!?!?」
=== PM 20:03 原宿
すみれ「ん〜〜〜〜今日は遊んだわね〜」ノビー
可可「そうデスね〜、遊び疲れるという単語はこういう時使うデスね〜〜」グッタリ
すみれ「さて、じゃあそろそろ解散としましょうか」
可可「解散、デスか?」
すみれ「ええ、どうかした?」
可可「……」ジッ
すみれ(あれ? また今朝の感じ……)
可可「………」ジーッ
すみれ「…な、なんなのよ私のこと見つめちゃって!」
可可「……はー、すみれは本当に根性ナシのグソクムシデス」カタスクメ-
すみれ「な、なんで急にディスられたわけ?!」ギャラクシー
すみれ「根性なしたって、遊び疲れたってあんたも言ってたじゃない!」
可可「いえ、そういう意味ではありマセンよ――なんでもないデス。今日は解散しまショウ!」
可可「はぁ〜あ、クゥクゥは一日すみれに振り回されて疲れマシタ。疲労コンペイデス!」
可可「ではクゥクゥはこっちデスので!」タッタッタ…
すみれ「え、ええ……」ボーゼン
すみれ「って、走る元気あるじゃない…変な可可ね」
=== 可可「やっぱりすみれはグソクムシです」タッタッタッタ
可可(あの時と同じ、あと一歩が踏み出せない臆病なグソクムシ)
可可(でも、それでも良いのデス)
可可(今日、クゥクゥは気が付いてしまったのデス)
可可(クゥクゥはすみれがどうしようもなく好き)
可可(クールですかしたところも、ときどきはしゃぐところも、それに実は臆病なところも)
可可(ぜんぶひっくるめてすみれが好きなんデス)
可可(あの時すみれをセンターに推したのは、臆病なすみれを変えたかったからではなかったのデス)
可可(臆病さも含めたすみれが好きで、応援したかったからなのデス)
可可(一緒にいると楽しいデス。可愛いと言われると頭がボーっとしマス。肩が触れ合うとドキドキしマス)
可可(クゥクゥはすみれが大好き)
可可「臆病でもいいのデスよ、すみれ。クゥクゥはいつまでも待ってマスから」
=== 6cƠᴗƠ∂ お仕事入ってしまって今日全然進みませんデシタ…続きはまた明日デス!スミマセン! クゥクゥちゃんは十分頑張ってる
ご褒美にこのまま900くらいまでだらだら何回もデートしてくれてもいいんだよ
ナイラオ美味しそう初めて知ったわ どうでもいいけどクゥすみ画像見て喜んでるのがすみおじって嫌だな…ラブライブ世界におじさんは要らないよ(辛辣) >>158
すみおじなんていないよ
ファンもみんな10代20代女子 ここまですごく丁寧に描かれている良質なクゥすみなので期待が高まります 6cƠᴗƠ∂ お仕事忙しくてなかなか書き進められず…申し訳ないデス! 二作目のやつめっちゃ好きだったわ
クゥすみSSが増え始める前のやつだよな >>178
仕事お疲れ様!
ここは守護るから任せろ >>180
どっちも好きなやつだった 見逃してたヤンキーかのんも
1はどのカプが好きなのかな 1の文章すごく好きだし目印なんかあれば見つけやすいんだけどな しうまいくぅくぅ ss の最長保守ってどれくらいなんだろう
荒らし的なので伸びてたやつのぞいて 1ヶ月くらいは保守ってたことあるけど >>197
どうなんだろうね
とりあえず保守するのみ 最終更新が6月でもまだ保守続いてるSSスレがあるしスレの熱意次第よ 月曜日朝
教室
すみれ(早朝の学校は清々しい)
すみれ(なんだか心の風通しが良くなるようだわ)
すみれ(静かで人が少なくて、投稿用の画像選定や編集もはかどるわね)
すみれ(土曜日は写真撮り過ぎて、全然作業できてないのよね)
すみれ「…………」スマホナガメー
===
==
=
可可「すみれすみれ! このクレープとっても美味しい!」
=
==
===
すみれ「……ん、良い笑顔ね、この写真」
===
==
=
可可「う〜〜〜タピオカがストローに詰まってしまいマシタ〜〜!」
=
==
===
すみれ「……ふふッ、こんなこともあったわね。この可可、おかしな顔」クスクス ===
==
=
可可「キャハハっ、どこ触ってるデスカ〜〜〜〜!」
可可「クゥクゥ、お姫様みたい――」
可可「…………」ジーッ
可可「すみれすみれ!」
可可「すみれ。クゥクゥ、すみれのことが――」
=
==
===
すみれ「」ボーッ
すみれ「――って、なに考えてるのったら考えてるのよ!」
すみれ(そんなこと、絶対ないんだから!)
すみれ(だって可可は私のこと嫌ってるのよ!?)
すみれ(そうそう! 私だったフォロワー稼ぎのためにあいつを使ってるだけで、別に可可のことをどうとかは……)
すみれ「……」スマホナガメ-
すみれ(なんで、可可の写真ばっかり――)
すみれ「……べ、別になにもないわよ!」
すみれ(でも、スマホは教科書をついたてにして隠しましょ)
すみれ(やましいことなんてなにもないのよ!? ただ、ほら、プライバシー?ってやつよ)
すみれ(他の人にカメラロール見られたら、単純にイヤでしょ? それだけ)
すみれ(それだけなんだから……)ドキドキ かのん「あ、すみれちゃんおはよーっ」
すみれ「ひゃぁあ!」
恋「ひゃあ?」
千砂都「うぃっすー!」
可可「おはようございマス」
すみれ「あ、あら。かのん、千砂都、恋。心臓に悪いからやめてよね」ドキドキドキ
すみれ「あと、可可」
可可「……」
恋「なんだか取り乱していた様子ですが、大丈夫ですか?」
すみれ「な、なんでもないわよ!」
すみれ「…それより、四人でそろって登校なんて珍しいわね」
千砂都「あぁ、たまたま校門の所で会ったんだ〜」
かのん「すみれちゃんこそ珍しいね、こんな時間に登校してるなんて。どうかしたの?」
すみれ「別に? どうもしないわよ」教科書パタッ かのん「んん……? え゛ぇ゛!?!? も、もしかしてすみれちゃん…」
すみれ「なによ?」
すみれ(もしかしてカメラロール見られた!?)
かのん「つかぬことをお聞きしますが……」
すみれ「」ドキドキ
かのん「…それはもしや、勉強をしてらっしゃったとか…?」
すみれ「え」
すみれ「あ、そ、そうよ、何かおかしい? もうすぐ中間試験じゃない」シラー
かのん「え゛え゛え゛え゛ぇ゛〜〜!?!?」
すみれ「なによその反応」
かのん「そっかぁ。そうなんだぁ…。すみれちゃんはこっち側の人間だと思ってたんだけどなぁ……」ズーン
すみれ「あんたなんかすごい失礼なこと考えてない?」
かのん「あぁぁ嘘、違うの! 変な意味じゃなくてね!」アセアセ
かのん「ただ、すみれちゃん勉強すごい苦手そうだから、勝手に同類だと思って安心してただけなの!」
千砂都「かのんちゃん、十分失礼…」アハハ すみれ「フフフッ…!」
すみれ「ショービジネスの世界で生きる私が、人並みの勉強を疎かにするわけないじゃない! 今度のラブライブの予選がクイズ番組形式とかになったらどうすのよ?」
恋「スクールアイドルの大会に限ってそれはないと思いますが…」
すみれ「ってかかのん。あんた勉強苦手なの?普通科なのに?」
かのん「ぎくっ」
かのん「いや、苦手じゃないんだよ!?」
すみれ「うわっ、急に大声出すじゃない」
かのん「でも!! だって!!! 二次関数とかBe動詞なんて将来絶対使わないじゃん!! それになんの意味があるの!?」キリッ
すみれ「それ勉強苦手な人の常套句!」
かのん「うっ……」
すみれ「まったく呆れたわ。仮にも学校を代表するスクールアイドルが、学業を疎かにしてどうするのよ」
かのん「…ぐっ……」
すみれ「試験で赤点を取って部活停止なんてことになったら、どうする気? ねぇ、リーダー」
かのん「ううぅ……」
すみれ「どうやら次のセンター決定は学校の成績も加味しなきゃいけないようね!」ニシシ
かのん「うわあああああん!!」ガバッ
すみれ「!?!?」千砂都「かのんちゃん!?」可可「かのん!?」恋「かのんさん!?」 かのん「ち゛ぃ゛ぢゃ゛ん゛〜すみれちゃんが私をいじめるよお〜〜〜!!」ズビズビ
千砂都「お〜よしよし、ちぃちゃんはここにいるからね〜」ナデナデ
すみれ「か、かのん!?w それってガチ泣きなの!? 違うわよね、冗談よね!?」アセアセ
恋「ええと、ええと、あ! いちご飴食べますか!?」アタフタ
千砂都「あ、大丈夫大丈夫! かのんちゃんは時々こうやってスーパー甘えんぼモードになるんだ」
千砂都「大丈夫だよ〜かのんちゃん。勉強できなくてもかのんちゃんはカッコいいよ〜私のヒーローだよぉ〜」ナデナデナデナデ
かのん「ぢぃぢゃ〜ん……」スリスリスリ
可可「あははッ、よわよわなかのんも可愛いデスっ」
恋「はい、甘やかされるかのんさんも新鮮です」フフフッ
すみれ「まったく…。千砂都、大概にしなさいよ? 甘やかしすぎると可可みたいなわがままな子に育つわよ?」
可可「…………」
すみれ「……?」チラッ
可可「…あ、そういえば一限目は体育デシタネ。クゥクゥは着替えに行ってくるデス〜」
千砂都「ほら、かのんちゃん。私たちも行こ?」ニッコリ
かのん「ぅ゛〜〜ん…」ムクレー
千砂都「はは、かのんちゃんお顔がまん丸だよ〜〜。まだまだ甘えモードだぁ」キラキラ
恋「ふふふ、朝から賑やかで羨ましいです。それでは私は自分の教室に」
すみれ「あ、そうだったわね。また部室で、恋」
千砂都「バイバイ、恋ちゃん!」
恋「はいっ! それでは」タッタッタッタ
可可「ではクゥクゥは先に更衣室行ってるデスヨ〜〜」ソソクサ
すみれ「……?」 ===
体育館
先生「では二人一組になって柔軟を始めてくださ〜〜い」
すみれ「まず柔軟ね。きっちりしごいてやるから覚悟なさい、可可――」
可可「千砂都! ペアを組みませんカ?」
千砂都「私? もっちろん!」
可可「ありがとうございマス。クゥクゥ、本格的なダンス部式の柔軟でもっと上を目指したいのデス!」
千砂都「なるほど! ちぃちゃんの地獄の柔軟に挑戦するとはいい度胸! みっちり仕込んであげるよ〜!」
かのん「あはは。ちぃちゃん、張り切ってる。じゃ、ペア組もっか。すみれちゃん」ニコ
すみれ「え、ええ……」
すみれ(ま、何でもいいけど)
すみれ「じゃあ、お手柔らかに頼むわよ。かのん」
かのん「うん、お手柔らかに、ね……。まず開脚前屈から、私が背中押すねっ」ニコニコ
すみれ「そう。あ、そのあたりでいいわ、そのあたりで――って痛い痛いいだだだだだ!!」
かのん「ん〜? まだまだいけるんじゃない? すみれちゃん」グイグイ
すみれ「ちょ、限界ったら限界よ!」
すみれ「――っは! あんたまさか朝のこと根に持って――あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
千砂都「あはは、あの二人仲良いねぇ」
可可「……」
千砂都「可可ちゃん? どうかした?」
可可「……あ、いえ! それより千砂都! 千砂都は普段どんな自主練してるデスカ?」
千砂都「私の自主練メニュー? えーっとね〜――」
=== 可可は好きになった相手にはかなり束縛しそうな気がする >>216
「着替えに行ってくるデス〜」がタラちゃんに... すまんな
恋の駆け引きクゥクゥちゃんかな 今後が楽しみね まだかにゃ?凛は昨日お誕生日だったからプレゼントが欲しいにゃ! 過去作ちゃんと立派なの書き上げてるから、これも書き切ってくれると信じてるよ マジで頑張って欲しい せめてこの可可ちゃんの意図だけでも書いてくれ PCのJaneStyleもスマホのchmateも急に繋がらなくなったんだけどなんだこれ みんな急に戻ってきてくれて嬉しいデス!
活気付いて作者様が戻って来てくれればいいのデスが...... 帰って来てくれなさそうだし、個人的には続き書いて欲しいね 乗っ取りでも読みたいけど立て直した方が人の目に留まるんじゃねえかな ___
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昌 |: ̄ ̄ ̄ ̄:| 昌
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 ̄|三|三三|三三三三|三三|三| ̄
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/_|::: |: : : :.|:: :|_ヽ 完結こそしなかったものの、くぅすみの可能性を広げる素晴らしいssでした またいつかどこかで >>1 とお会いできることを願ってます 南無阿弥陀仏 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています